白い粉をまとったブルーグレーの厚い葉が、整ったロゼットをつくるエケベリアラウリンゼ。親株の姿を保ったまま増やせる葉ざしは、ラウリンゼを増やすいちばん身近な方法です。この記事では、実際に育てている株の季節ごとの写真とともに、ラウリンゼの葉ざしの適期と手順、うまくいかない原因、親株の育て方を表でわかりやすく解説します。
この記事の結論(3行まとめ)
① ラウリンゼはラウイ×リンゼアナの交配種。春秋型のエケベリア
② 葉ざしの適期は3〜6月、9〜10月。葉のつけ根を必ずつけて外す
③ 芽が出るまで数日〜2か月ほど。根が出るまでは水を控え、明るい日陰で待つ
ラウリンゼとは?特徴と基本データ


ラウリンゼ(Echeveria ‘Laulindsa’)は、ラウイとリンゼアナを交配したエケベリアです。名前も、両親の名前を組み合わせたものです。むっちりとした丸みのある厚い葉に白い粉をまとい、ブルーとピンクを帯びたブルーグレーの葉色が魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Echeveria ‘Laulindsa’ |
| 分類 | ベンケイソウ科エケベリア属(交配種) |
| 交配親 | ラウイ(E. lauii)×リンゼアナ(E. colorata ‘Lindsayana’) |
| 葉 | 厚く丸みのある葉。白い粉をまとい、ブルーとピンクを帯びたブルーグレー |
| 生育型 | 春秋型 |
| 耐寒温度の目安 | -1℃前後。霜には当てない |
| 増やし方 | 葉ざし、さし芽、株分け |
ラウリンゼの葉ざしの方法
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 適期 | 3〜6月、9〜10月(真夏と真冬は避ける) |
| 使う葉 | 株の下のほうの、ふっくらした元気な葉 |
| 外し方 | 葉のつけ根の部分を必ずつけて外す。つけ根が欠けると芽が出ない |
| 置き場所 | 風通しのよい明るい日陰 |
| 芽が出るまで | 早ければ数日、遅いと2か月ほど |
- STEP1葉を外す
葉を左右にやさしくゆらし、茎からつけ根ごと外します。白い粉は指でこすると取れるので、葉の縁を持って扱いましょう。
- STEP2用土の上に並べる
乾いた水はけのよい用土の上に、葉を寝かせて並べます。土に埋める必要はありません。
- STEP3明るい日陰で待つ
直射日光と雨の当たらない、風通しのよい明るい日陰に置きます。
- STEP4根が出たら水やり
つけ根から根が出て用土に潜ったら、少しずつ水を与えはじめます。
- STEP5日に慣らして育てる
芽が育ったら少しずつ日当たりに慣らし、もとの葉がしぼんで小さな株が育ったら鉢上げします。
葉ざしがうまくいかないときは
| 症状 | 考えられる原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 芽も根も出ない | 葉のつけ根が欠けている | つけ根ごときれいに外した葉を使う |
| 葉が腐る | 根が出る前の水やり、湿った用土、蒸れ | 根が出るまでは水を控え、風通しのよい場所に置く |
| 葉がしおれて枯れる | 真夏や真冬の作業、強い日ざし | 適期(3〜6月、9〜10月)に行い、明るい日陰で管理する |
葉ざしと同じ時期に、伸びた茎を切ってさすさし芽や、群生した株を植え替えのときに分ける株分けでも増やせます。
写真で見るラウリンゼの季節の姿
冬(1〜2月):雪の日も霜よけをして








雪の降った2月の株です。冬は生育がゆっくりになるので、水を控えて乾燥ぎみに管理します。霜や凍結には当てないようにしましょう。








1〜2月の株です。寒い時期も日によく当てると、ロゼットが締まった姿を保てます。
初夏〜夏(6〜8月):白い粉をまとったブルーグレー








梅雨から夏は、雨の当たらない風通しのよい半日陰で休ませます。夏の蒸れと強い日ざしで傷みやすいので、水やりも控えめにします。
秋(9〜11月):葉ざしの適期








秋は生育が盛んになり、9〜10月は葉ざしや植え替えに向いた時期です。
親株のラウリンゼの育て方


| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 置き場所 | 日当たりのよい戸外。夏は直射日光を避け、雨の当たらない風通しのよい半日陰。光が足りないと徒長しやすく、室内には向かない |
| 水やり | 春と秋の生育期は用土が乾いてからたっぷり。生育期以外はたっぷり与えない |
| 冬越し | 1日の最低気温が5℃を下回ったら、室内の明るい場所へ |
| 用土 | 水はけのよい用土。市販の多肉植物用の土が手軽 |
| 肥料 | 春と秋の生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を少量。秋は紅葉の発色のため早めに |
| 植え替え | 2〜3年に1回。生育期の直前か初期 |
下葉が枯れると元に戻らないので、水の与えすぎや蒸れに注意しましょう。植えつけ時の元肥には、ゆっくり効く粒状の肥料が手軽です。
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よくある質問(FAQ)
Q. ラウリンゼの葉ざしに適した時期は?
A. 生育期の3〜6月と9〜10月です。真夏と真冬は芽が出にくく、葉が傷みやすいので避けましょう。
Q. 葉ざしの葉に水をあげてもいい?
A. 根が出るまでは水を控えます。根が出て用土に潜ってから、少しずつ水を与えはじめましょう。
Q. 芽が出るまでどのくらいかかりますか?
A. 早ければ数日、遅いと2か月ほどかかります。つけ根から根が出ていれば、あせらず待ちましょう。
まとめ
- ラウリンゼはラウイ×リンゼアナの交配種。白い粉をまとうブルーグレーの葉
- 葉ざしの適期は3〜6月と9〜10月。葉のつけ根を必ずつけて外す
- 根が出るまでは水を控え、風通しのよい明るい日陰で管理
- 親株は日当たりのよい戸外で。夏は半日陰、冬は5℃を下回ったら室内へ
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