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【ジェイドフェイス】エケベリアの育て方|似た名前の品種との違い・季節管理・水やり・増やし方を表で解説

ジェイドフェイス エケベリア属
ジェイドフェイス

翡翠(ジェイド)のような明るい緑色の肉厚な葉がロゼットをつくり、縁がほんのり赤く色づくジェイドフェイス。エケベリアの園芸品種として流通している多肉植物です。この記事では、ジェイドフェイスを元気に育てるための春秋型の季節管理・水やり・肥料・植え替え・増やし方を表でわかりやすく解説します。

この記事の結論(3行まとめ)
① ジェイドフェイスはエケベリアの園芸品種として流通。交配親など来歴を示す資料は見つからなかった
② エケベリアは春秋型:4〜6月と9〜11月に生育、夏と冬は休眠。夏は雨を避けて半日陰、最低気温5℃で室内へ
③ 肥料は春と秋に少量、植え替えは2〜3年に1回。子株・葉ざしで増やせる

ジェイドフェイスとは?

ジェイドフェイスは、ベンケイソウ科エケベリア属の園芸品種として流通している多肉植物です。「フェイスライクジェイド」の名で販売されていることもあります。交配親や作出の経緯を示す信頼できる資料は見つかりませんでしたが、栽培はエケベリアに準じて行うのが基本です。

エケベリア属は中央アメリカ(主にメキシコ)、北アメリカ南西部、南アメリカ原産で、メキシコを中心に約180種の原種と多くの園芸交配種があります。晩秋から春にかけて日によく当たると、葉が紅葉色に染まります。

科・属ベンケイソウ科・エケベリア属(園芸品種)
別の流通名フェイスライクジェイド
来歴資料で確認できず
原産地(属)中央アメリカ(主にメキシコ)、北アメリカ南西部、南アメリカ
生育型(属)春秋型
耐寒性/耐暑性(属)やや弱い〜弱い/強い〜やや弱い(種類による)
開花期(属)2〜8月(種類による)

ジェイドフェイスの年間管理

時期置き場所水やり作業
4〜6月日当たりのよい戸外用土の表面が乾いたらたっぷり植え替え・子株分け・葉ざし・少量の施肥
梅雨〜夏雨の当たらない、風通しのよい半日陰控えめ(乾燥気味)休眠期。蒸れに注意
9〜11月戸外の日当たりのよい場所用土の表面が乾いたらたっぷり施肥は早めに。増やす適期(9〜10月)
冬最低気温5℃を下回ったら室内の明るい場所控えめ(乾燥気味)休眠期

ジェイドフェイスの育て方

日当たり・置き場所

春と秋の生育期は戸外の日当たりのよい場所で育てます。日照が足りないと茎が間のびしやすくなります。高温多湿に弱いので、梅雨から夏は雨に当てず、風通しのよい半日陰で夏越しさせます。秋に気温が下がったら日当たりのよい戸外に戻し、1日の最低気温が5℃を下回ったら室内の明るい場所に取り込みましょう。

水やり

ジェイドフェイス
ジェイドフェイス
時期水やり
春・秋(生育期)用土の表面が乾いたらたっぷり
梅雨明け〜夏、冬(休眠期)控えめにして乾燥気味に(根腐れや温度障害を防ぐ)

用土・肥料

項目内容
用土水はけのよい用土。例:鹿沼土小粒・赤玉土小粒・ピートモス・川砂・くん炭を2:2:2:2:2
肥料春と秋の生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を少量。紅葉期に肥料分が多いと発色がくすむので、秋は早めに

用土は市販の多肉植物用の土、肥料は植えつけ時に混ぜる緩効性肥料が手軽です。
・さぼてん多肉植物の土(Amazon)
・マグァンプK 中粒(Amazon)

植え替え

植え替えは2〜3年に1回。生育期ならいつでもできますが、生育期の直前か初期が適期です。群生している株は株分けし、徒長した株は剪定やさし木をします。

増やし方

ジェイドフェイス
ジェイドフェイス
方法適期ポイント
株分け(子株)3〜6月、9〜10月植え替え時に子株を分ける
葉ざし同上葉のつけ根を必ずつけて外す
さし芽同上徒長した茎を切ってさす

葉ざしやさし芽の発根を促したいときは、切り口に発根促進剤をつけておく方法もあります。
・ルートン(Amazon)

病害虫

症状主な原因対策
茎や葉に白い殻・綿状の虫カイガラムシ見つけしだい防除
新芽や花に小さな虫アブラムシ、アザミウマ見つけしだい防除
葉がかすれるハダニ見つけしだい防除
根に白い虫ネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)植え替え時に根を洗う

カイガラムシやアブラムシの予防には、株元にまく浸透移行性の粒剤が便利です。使用量と対象の植物は、ラベルの表示を確認しましょう。
・オルトランDX粒剤(Amazon)

よくある質問(FAQ)

Q. 夏に元気がありません。

A. エケベリアは夏に休眠します。雨を避けて風通しのよい半日陰に置き、水を控えめにしましょう。

Q. 葉の縁を赤く色づかせたい。

A. 晩秋から春によく日に当て、秋の施肥を早めに済ませると色づきやすくなります。

Q. 「ジェイドスター」や「ジェイドギャラクシー」と同じ仲間ですか?

A. 名前は似ていますが、ジェイドスターやジェイドギャラクシーは、とがった三角形の葉をもつアガボイデス系のエケベリアとして紹介されている品種です。ジェイドフェイスは来歴を示す資料が見つからず、同じ系統かどうかは確認できませんでした。購入するときは、名前だけでなく葉の形も見比べましょう。

Q. 猫や犬がいても育てられますか?

A. 犬や猫に無毒とされるエケベリアの仲間ですが、ジェイドフェイスという品種そのものを調べた評価は見当たりません。かじったり食べたりしないよう、手の届かない場所に置くと安心です。

Q. 肥料はいつあげる?

A. 春と秋の生育期に少量だけ。夏と冬の休眠期は与えません。

まとめ

ジェイドフェイス
ジェイドフェイス
  • ジェイドフェイスはエケベリアの園芸品種として流通。来歴は資料で確認できない
  • エケベリアは春秋型。夏は雨を避けて半日陰、最低気温5℃を下回ったら室内へ
  • 水は生育期に用土が乾いたらたっぷり、休眠期は控えめ
  • 肥料は春と秋に少量、植え替えは2〜3年に1回
  • 子株・葉ざし・さし芽で増やせる

エケベリアの基本はエケベリアの育て方入門、季節の管理は多肉植物の生育型の記事もあわせてご覧ください。

参考文献

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