白っぽい緑の葉の付け根に、濃い緑の模様がくっきり入るクローバー ティントヴェール。シロツメクサ(白クローバー)の園芸品種で、寄せ植えやハンギング、グランドカバーに人気があります。この記事では、我が家で育てている苗の写真とともに、クローバー ティントヴェールの特徴と育て方(置き場所・水やり・用土・肥料・増やし方)を表でわかりやすく解説します。
この記事の結論(3行まとめ)
① ティントヴェールはシロツメクサ(マメ科シャジクソウ属)の園芸品種。耐寒性の強い常緑の多年草
② 日なた〜半日陰で育てる。日当たりが悪いと葉柄が間のびする
③ 水やりは用土の表面が乾いてから。過湿と肥料の与えすぎに注意
クローバー ティントヴェールとは?特徴と基本データ

クローバー ティントヴェールは、シロツメクサ(学名 Trifolium repens)の「ティント・シリーズ」と呼ばれる園芸品種のひとつです。ティント・シリーズは葉の色や模様がさまざまで、ヴェールは白緑色(シルバー)と緑色の複色の葉で、葉の付け根に濃い緑色の模様が入るのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | クローバー ティントヴェール |
| 学名 | Trifolium repens(シロツメクサの園芸品種) |
| 分類 | マメ科シャジクソウ属(トリフォリウム属) |
| 原種の原産地 | ヨーロッパ |
| 性質 | 常緑の多年草。耐寒性が強い |
| 草丈 | 5〜15cm |
| 花期・花色 | 春〜初夏・白 |
| 用途 | 鉢植え、寄せ植え、ハンギング、花壇、グランドカバー |
茎が地面をはって広がる


シロツメクサは、地面をはう茎の節から根を出して広がります。我が家の鉢でも、3枚の葉が重なり合うようにこんもり茂っています。根には根粒菌がすみ、空気中の窒素を取り込む働きがあるため、土を肥やす緑化にも使われてきました。
ティントシリーズの品種とヴェールの違い
ティントシリーズには葉色の違う品種がいくつもあり、組み合わせて寄せ植えを楽しめます。ヴェールは緑の濃淡のコントラストが特徴で、ほかの色の品種を引き立てる役にも向いています。
| 品種 | 葉色・特徴 |
|---|---|
| ヴェール(この記事) | 濃淡の緑のコントラスト。丈夫で育てやすい |
| ルージュ | 緑の葉に赤い模様 |
| ワイン | 赤い葉。生育旺盛でグラウンドカバー向き |
| ロゼ | ワインより淡い赤で、落ち着いた雰囲気 |
| ガーネット | ワインレッドの葉に緑の縁 |
| セピア | えんじ色と緑のレトロな色合い |
| ナイト | 黒い葉に緑の縁 |
赤い模様の品種はクローバー ティントルージュの育て方で紹介しています。
クローバー ティントヴェールの育て方
| 作業 | ポイント |
|---|---|
| 置き場所 | 日なた〜半日陰。日当たりが悪いと葉柄が長く伸びて姿が乱れる |
| 水やり | 用土の表面が乾き始めたらたっぷり。庭植えは基本的に雨に任せてよい |
| 用土 | 水はけと通気性のよい土。pH5〜7が目安 |
| 肥料 | 植えつけ時に緩効性肥料を少量。多すぎると葉柄が伸びて花が減る |
| 冬越し | 耐寒性が強く、特別な準備はほぼ不要 |
| 増やし方 | 株分け(春・秋) |
置き場所
日なたを好みますが、半日陰でも育ちます。ただし日当たりが悪いと葉柄(葉の柄)が長く伸びて、ふんわりした姿がくずれやすくなります。鉢植えはできるだけ日の当たる場所に置きましょう。
水やり
乾燥には比較的強い植物です。鉢植えは用土の表面が乾き始めたらたっぷり与えます。庭植えなら、根づいたあとは基本的に雨に任せて育てられます。気をつけたいのは極端な過湿で、株元が腐ったり根腐れしたりする原因になります。
用土
通気性と水はけがよければ、幅広い土に適応します。鉢植えは市販の草花用・観葉植物用の培養土で十分です。
鉢植えにそのまま使える、市販の観葉植物用の培養土の例です。
用土で使うもの
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肥料
マメ科で根粒菌の助けがあるため、肥料はほとんど必要ありません。植えつけ時に緩効性肥料を少し混ぜておく程度にとどめましょう。肥料が多いと葉柄が伸びすぎたり、葉ばかり茂って花が減ったりします。
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冬越し
耐寒性が強く、冬越しのための特別な準備は基本的に必要ありません。冬も葉が残る常緑の多年草です。
クローバー ティントヴェールの増やし方
株分けで増やせます。適期は春と秋で、根のついた部分ごと切り分けて植えつけます。
株分けで使うもの
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よくある質問(FAQ)
Q. ティントヴェールは四つ葉になりますか?
A. シロツメクサの仲間なので、まれに四つ葉が出ることがあります。四つ葉は幸運のシンボルとして親しまれています。
Q. ほかのティントシリーズと一緒に植えられますか?
A. 植えられます。育て方は同じシロツメクサの仲間なので、ヴェールの緑とルージュやワインの赤など、葉色の違う品種を組み合わせると寄せ植えが華やかになります。
Q. 庭に植えると広がりすぎませんか?
A. 茎が地面をはって節から根を出すため、条件がよいとよく広がります。広げたくない場所では鉢植えにするか、伸びた茎をこまめに切り戻しましょう。
まとめ
- クローバー ティントヴェールはシロツメクサの園芸品種。白緑色の葉の付け根に濃い緑の模様が入る
- 日なた〜半日陰。日照不足だと葉柄が間のびする
- 水やりは用土の表面が乾き始めたら。過湿に注意
- 肥料はほとんど不要。与えすぎると姿が乱れ花が減る
- 耐寒性が強く、株分けで増やせる


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