緑の葉の中心に、赤紫の模様がくっきり入るクローバー ティントルージュ。カラーリーフとして人気の「クローバー ティントシリーズ」の品種で、寄せ植えの差し色にぴったりです。この記事では、ティントルージュの特徴、シリーズのほかの品種との違い、日当たり・水やり・夏越しのコツ、切り戻しでの仕立て直しを、実際に育てている株の写真と表でわかりやすく解説します。
この記事の結論(3行まとめ)
① ティントルージュはマメ科トリフォリウム属のクローバーの園芸品種。葉にかわいい赤い模様が入る
② 日当たりを好み、よく日に当てると葉色が鮮やか。夏は風通しのよい涼しい場所で
③ 耐寒性が強く、冬も葉を楽しめる常緑の多年草。乱れたら株元から切り戻して更新
クローバー ティントルージュとは?

ティントルージュは、マメ科トリフォリウム属(クローバーの仲間)の常緑の多年草です。カラーリーフとして楽しむ「ティントシリーズ」のひとつで、緑の葉の中心に、赤紫の模様が入るのが特徴。寄せ植えの差し色として重宝します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | マメ科トリフォリウム属(クローバーの仲間) |
| シリーズ | クローバー ティントシリーズ |
| 性質 | 常緑の多年草。茎が地面を這って広がる |
| 葉 | 3枚の小葉からなる。緑の葉の中心に赤紫の模様 |
| 観賞期 | 一年中(冬も葉が傷みにくい) |
| 耐寒性 | 強い |
| 日当たり | 日なたを好む(直射日光で葉色が鮮やかになる) |
| 用途 | 寄せ植え、ハンギング、花壇、グラウンドカバー |

クローバーの仲間は、茎が地面を這い、節から根を出して広がる性質があります。花は丸い玉のような形で、ハチやチョウがよく集まります。
ティントシリーズの品種と違い
ティントシリーズには葉色の違う品種がいくつもあり、組み合わせて楽しめます。ティントルージュは緑の葉に赤い模様が入るので、明るさと差し色の両方を出せるのが魅力です。
| 品種 | 葉色・特徴 |
|---|---|
| ルージュ | 緑の葉に、かわいい赤い模様が入る。寄せ植えの差し色に |
| ワイン | 赤い葉。生育旺盛でグラウンドカバー向き |
| ロゼ | ワインより淡い赤で、落ち着いた雰囲気 |
| ガーネット | ワインレッドの葉に緑の縁。白い花が映える |
| セピア | えんじ色と緑のレトロな色合い。四つ葉が出やすい |
| ナイト | 黒い葉に緑の縁 |
| ヴェール | 濃淡の緑のコントラスト。丈夫で育てやすい |
緑の濃淡が美しい品種はクローバー ティントヴェールの育て方で紹介しています。
ティントルージュの育て方

置き場所・日当たり
日当たりのよい場所を好みます。直射日光に当てると、葉の模様がより鮮やかになります。日照が足りないと茎がひょろひょろ伸び、葉色もぼやけます。夏は蒸れやすいので、風通しのよい涼しい場所に移しましょう。
水やり
| 時期 | 水やりの目安 |
|---|---|
| 春・秋 | 土の表面が乾き始めたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり |
| 夏 | 乾きやすいので水切れに注意。涼しい朝か夕方に |
| 冬 | 生育がゆるやかになるので、土の乾き具合を見て回数を減らす |
鉢植えは、受け皿に水をためたままにすると根腐れの原因になります。地植えは、根づいたあとは基本的に雨まかせで大丈夫です。
用土・肥料
水はけのよい培養土で植えます。植え付けのときに緩効性肥料を混ぜ込み、生育期にときどき追肥します。マグァンプK(Amazon)のような緩効性肥料を元肥に使うと手軽です。
夏越し・冬越し
| 季節 | 株の状態 | 管理 |
|---|---|---|
| 夏 | 高温多湿で蒸れやすい | 風通しのよい涼しい場所へ。込み合った部分は切って風を通す |
| 冬 | 耐寒性が強く、葉もしっかり残る | 戸外で冬越しできる。霜が強い地域は軒下へ |
切り戻しで仕立て直す

長く育てていると、葉が乱れたり、まばらになったりします。そんなときは株元で切り戻して仕立て直しましょう。
- STEP1株元で切り戻す
乱れた茎や葉を、株元近くでまとめて切ります。
- STEP2土を足す
株元に新しい土を少し足します。
- STEP3固形肥料を置く
株の近くに固形肥料を置きます。
- STEP4新芽を待つ
しばらくすると新しい芽が伸びて、きれいな株に戻ります。
地植え(グラウンドカバー)で育てるとき
ティントシリーズは丈夫で耐寒性が強く、冬も葉が傷みにくいので、グラウンドカバーにも向いています。茎が地面をはい、節から根を出して広がります。
| ポイント | やり方 |
|---|---|
| 場所 | 日当たりのよい場所。夏は風通しよく、蒸れにくいところ |
| 植えつけ | 水はけのよい土に、緩効性肥料を混ぜてから植える |
| 水やり | 根づいたあとは基本的に雨まかせでよい |
| 広がりすぎるとき | 植える範囲を区切るか、伸びた茎を切り戻す |
寄せ植え・飾り方
ティントルージュは、寄せ植えやハンギング、スタンド鉢に向いています。這うように広がるので、寄せ植えの縁や鉢のふちからあふれるように植えると、赤い模様がよく目立ちます。ほかのティントシリーズと組み合わせても楽しめます。
よくあるトラブルと対策
| 症状 | 主な原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 茎がひょろひょろ伸びる・葉色がぼやける | 日照不足 | 日当たりのよい場所へ。伸びた茎は切り戻す |
| 夏に株元が蒸れて枯れ込む | 高温多湿・風通しが悪い | 涼しく風通しのよい場所へ。込み合った部分を切る |
| 葉がまばらになる | 株の老化 | 株元で切り戻し、土と肥料を足して更新 |
| 葉がしおれる | 水切れ(特に夏) | 土の乾き具合をこまめに見て水やり |
| 葉裏に小さな虫 | アブラムシ・ハダニなど | 見つけたら早めに駆除。殺虫剤はラベルを確認して使う |
よくある質問(FAQ)
Q. ティントルージュは地植えにできますか?
A. できます。日当たりと水はけのよい場所に植えれば、グラウンドカバーとして楽しめます。地面をはって広がるので、広げたくない場所では範囲を区切るか、伸びた茎を切り戻しましょう。
Q. ティントルージュは冬越しできますか?
A. 耐寒性が強く、冬も葉がしっかり残るので、戸外で冬越しできます。霜が強い地域では軒下に移すと安心です。
Q. ティントルージュの模様がはっきりしません。
A. 日照不足が考えられます。日当たりのよい場所に置き、直射日光に当てると模様が鮮やかになります。
Q. 株が乱れてきたらどうすればいい?
A. 株元で切り戻し、土を少し足して固形肥料を置きます。しばらくすると新芽が出て、きれいな株に戻ります。
まとめ
- ティントルージュは、緑の葉に赤紫の模様が入るクローバーの園芸品種
- 日当たりを好み、直射日光で模様が鮮やかになる
- 夏は風通しのよい涼しい場所で蒸れを防ぐ
- 耐寒性が強く、冬も葉を楽しめる
- 乱れたら株元で切り戻し、土と肥料を足して更新


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