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【ストロビランテス(ウラムラサキ)】の育て方|葉色を保つ置き場所・摘心・さし木を表で解説

ストロビランテス(ウラムラサキ) 植物

銀色がかった紫の葉が、金属のような光沢を放つストロビランテス(ウラムラサキ)。花よりも葉の色を楽しむカラーリーフとして、夏の花壇や寄せ植え、室内の観葉植物として人気です。この記事では、NHK出版「みんなの趣味の園芸」と英国王立園芸協会(RHS)の情報をもとに、ストロビランテスの特徴・育て方・摘心・さし木での増やし方と冬越しのコツを表でわかりやすく解説します。

この記事の結論(3行まとめ)
① ストロビランテス(ウラムラサキ)はキツネノマゴ科。ミャンマー・タイ原産。英名 Persian shield
② 葉の表は銀白緑色に暗紫紅色、裏は暗紫紅色。日によく当てると発色がよい
③ 寒さに弱いので冬は室内の窓辺へ。摘心は5〜9月、さし木は5月中旬〜8月

ストロビランテス(ウラムラサキ)とは?

「みんなの趣味の園芸」によると、ストロビランテス(和名:ウラムラサキ=裏紫)はキツネノマゴ科イセハナビ属の植物で、学名は Strobilanthes auriculatus var. dyeriana。ミャンマーとタイが原産です。英国王立園芸協会(RHS)では Strobilanthes dyeriana、英名 Persian shield として紹介されています。

葉の表は銀白緑色に暗紫紅色が混じり、金属のような光沢があり、裏は暗紫紅色。この裏の色が和名の由来です。冬から春にかけて、紫色の筒状の花を穂状につけます(みんなの趣味の園芸)。

学名Strobilanthes auriculatus var. dyeriana(S. dyeriana)
科・属キツネノマゴ科・イセハナビ属
和名・英名ウラムラサキ(裏紫)、Persian shield
原産地ミャンマー、タイ
草丈10〜150cm
耐寒性/耐暑性弱い/強い
RHSの耐寒区分H1B(最低10〜15℃。夏は屋外で育てられる)
出典:みんなの趣味の園芸「ウラムラサキ」、RHS「Strobilanthes dyeriana」

ストロビランテスの年間栽培カレンダー

時期置き場所水やり肥料作業
春(4〜5月)日当たりのよい場所鉢土の表面が乾いたら緩効性肥料を2か月に1回/液肥を1週間〜10日に1回5月から摘心。5月中旬から植え替え・さし木
夏(6〜8月)日当たりのよい場所(真夏の強光はやや和らげる)鉢土の表面が乾いたら同上摘心・植え替え(7月下旬まで)・さし木(8月まで)
秋(9〜10月)日当たりのよい場所。寒くなる前に室内へ鉢土の表面が乾いたら同上摘心(9月まで)
冬(11〜3月)室内の暖かい窓際鉢土が乾いたらなし低温に注意
出典:みんなの趣味の園芸「ウラムラサキの育て方・栽培方法」をもとに作成

ストロビランテスの育て方

置き場所

日当たりのよい花壇で育つストロビランテス
日に当てるほど葉色が冴える

明るい日陰でも育ちますが、葉色が悪くなるので、できるだけ日光に当てます。寒さに弱く、温度が低いと発色が悪くなるので、冬は室内の窓際で日光に当て、なるべく暖かい場所に置きます(みんなの趣味の園芸)。RHSでは、室内では明るい場所で強い日差しを避け、屋外では霜の当たらない日なた〜半日陰を勧めています。

水やり

季節水やりの目安
春〜秋鉢土の表面が乾いたら与える
冬鉢土が乾いたら与える
出典:みんなの趣味の園芸「ウラムラサキの育て方・栽培方法」

用土・肥料

用土は腐植質で水はけのよい赤玉土小粒7・腐葉土3などが目安です。肥料は春〜秋の生育期に緩効性肥料を2か月に1回、または速効性の液体肥料を1週間〜10日に1回施します(みんなの趣味の園芸)。

植え替え

時期は5月中旬〜7月下旬。根が鉢いっぱいになった株や低温で傷んだ株は、古い土を1/3程度落として一回り大きい鉢に植え替えます(みんなの趣味の園芸)。

摘心でこんもり仕立てる

茎が伸びすぎると下葉が落ちて見苦しくなります。5〜9月に、伸びすぎた茎を20〜30cm程度に摘心して新しい葉を伸ばしましょう(みんなの趣味の園芸)。RHSでも、若い芽を摘んで枝数を増やすよう勧めています。

ストロビランテスの増やし方(さし木)

「みんなの趣味の園芸」によると、さし木の適期は5月中旬〜8月です。摘心で切った茎も使えます。

さし木の手順
  • STEP1
    さし穂をつくる

    茎の先端を3〜4節つけて切り取り、下葉を2〜4枚落とします。残した葉が大きい場合は半分に切ります。

  • STEP2
    用土にさす

    赤玉土などのさし木用土に、さし穂の1/3〜1/2をさします。

  • STEP3
    乾かさずに管理

    明るい日陰に置き、乾かさないようにすると約1か月で発根します。

  • STEP4
    鉢上げ

    栽培用土で鉢上げし、1週間程度明るい日陰に置いてから元の場所へ移します。

寒さに弱いので、夏の間にさし木で小さな株をつくり、室内で冬越しさせると翌年も楽しめます。

病害虫と対策

症状主な原因対策
株が急にしおれる立枯病など(春〜秋)水はけのよい用土を使い、過湿を避ける
葉がかすれる・白い虫ハダニ、カイガラムシ(年間を通して)見つけしだい駆除。RHSでもハダニに注意
花穂に小さな虫アブラムシ(開花期)見つけしだい駆除
出典:みんなの趣味の園芸「ウラムラサキの育て方・栽培方法」、RHS

よくある質問(FAQ)

Q. 葉の紫色がくすんできました。

A. 日光不足や低温で発色が悪くなります。できるだけ日に当て、冬は暖かい窓辺で管理しましょう(みんなの趣味の園芸)。

Q. 下葉が落ちて茎ばかり目立ちます。

A. 5〜9月に20〜30cm程度に摘心すると新しい葉が伸びます。古い株はさし木で更新するのもおすすめです。

Q. 冬に外で育てられますか?

A. 耐寒性が弱く、RHSの区分では最低10〜15℃が目安です。日本の多くの地域では冬は室内に取り込みましょう。

まとめ

  • ストロビランテス(ウラムラサキ)はキツネノマゴ科。ミャンマー・タイ原産
  • 銀色がかった紫の葉が魅力。日によく当てると発色がよい
  • 水は春〜秋は鉢土の表面が乾いたら、冬は鉢土が乾いたら
  • 摘心は5〜9月に20〜30cmで。さし木は5月中旬〜8月
  • 寒さに弱いので冬は室内の暖かい窓辺へ

ほかのカラーリーフや観葉植物は、ピレアやヘデラの記事もあわせてご覧ください。

参考文献

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