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【恋心】多肉植物の魅力を引き出す!季節ごとの育て方と注意点

恋心 セダム属
恋心

恋心とは?

恋心
恋心

恋心はベンケイソウ科のセダム属に属します。原産地はメキシコのシエラミクスタ、サンルイス、オアハカ地域です。恋心は小型の多肉植物で、茎や落ちた葉から根を出して広がり、密な地被を形成します。成長すると最大で約30cmまで成長し、肉厚で直立した枝は成長するにつれて横に広がり木質化します。

クラブ状の葉は最大で4cmの長さと1cmの直径で、青みがかった銀色をしており、よく赤くなります。夏には、黄色い星形の花が直立または反射した花茎の上に房状に咲きます。恋心の耐寒性はUSDA耐寒性ゾーン8bから11bで、気温15°F(-9.4°C)から50°F(+10°C)まで耐えられます。

恋心と乙女心の違い

恋心と乙女心は、両方ともセダム属に属する多肉植物で、その葉の形や色合い、育て方など、独自の魅力を持っていますが、いくつかの違いがあります。

葉の形

恋心は下の方の葉が大きく、上に向かって小さくなる特徴的なロゼット形状を持っています。一方、乙女心は各葉の大きさに大きな差がなく、均等なサイズの葉でロゼットを形成します。

葉の色

恋心の葉の基本色は美しい緑色から青緑色を基調としており、日光を浴びることで、葉の先端が美しいピンク色に変化します。一方、乙女心の葉の基本色は魅力的な緑から青緑色を基調としており、日光を浴びることで、葉の先端や葉の縁が特徴的なピンクから赤色に変化します。

恋心の育て方

恋心
恋心

恋心は栽培品種で、乙女心と似ていますが、出自はよくわかっていません。栽培方法や増やし方は乙女心と同様で、黄色い花も同じに見えます。乙女心のほうが映えやすいとされています。また、恋心は栽培品種のせいか、ロゼットが整いにくいタイプに感じられます。

季節ごとの育て方

成長の季節です。日当たりと風通しのよい場所で育てます。水やりは、土が乾いたら底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます

梅雨

湿度対策として、風通しを良くし、水はけの良い土を使用します。

春よりも成長が旺盛になる季節です。ただし、真夏の直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があります。日陰か半日陰に移動させましょう

気温が下がる秋から冬にかけて、葉先が赤く染まり紅葉を楽しむことができます。

寒さ対策として、室内などの温度が安定した場所で育てます。

恋心は基本的に1年を通して日当たりと風通しのよい場所で育てます。ただし、夏場の強い日差しは苦手なため、夏の間は風通しのよい日陰か半日陰に移動させるようにしましょう。また、適切な気温管理と水やりのタイミングが重要です。肥料は必要に応じて与え、植え替えは株が鉢からはみ出すようになったら行います。

増やし方

恋心
恋心

恋心の増やし方は主に「葉挿し」「挿し木」「株分け」の3つがあります。

葉挿し

葉の根元から発根させ株を増やす方法です。乾いた土の上に置いておくだけで、うまくいけば発根します。

挿し木

茎を5cm程カットし、切り口を乾燥させてから乾いた土に挿します。適期は春・秋です。

株分け

株を分ける部分を見つけ、そこを手で優しく引き離します。

まとめ

恋心は、その美しい色合いや形状、育てやすさから、多くの人に愛される多肉植物です。季節ごとのケアや増やし方を工夫することで、元気に育てることができます。初心者から経験者まで楽しめる植物なので、ぜひ育ててみてください。

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