つやのある明るい緑の葉が放射状に広がり、葉先がフリルのように細かく分かれるアスプレニウム レズリー。オオタニワタリの仲間(アスプレニウム属)のシダで、耐陰性が強く、室内のグリーンとして人気です。この記事では、実際に育てている株の写真とともに、レズリーの特徴、置き場所と水やり、冬越し、植え替えと病害虫の対策を表でわかりやすく解説します。
この記事の結論(3行まとめ)
① 一年中、直射日光の当たらない明るい日陰へ。暗すぎると葉が軟弱になって間のびする
② 水やりは春〜秋は土が乾いてきたら、冬は乾かしぎみ。葉水は一年中こまめに
③ 寒さに弱いので冬は室内で5℃以上。植え替えは2年に1回、5月中旬〜8月
アスプレニウム レズリーとは?特徴と基本データ


レズリーの最大の特徴は、葉先がいくつにも分かれて波打つフリル状の葉です。写真のように、株の中心から葉が放射状に立ち上がり、鳥の巣のような株姿になります。花は咲かず、葉の形と色を楽しむ観葉植物です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | アスプレニウム レズリー(Asplenium ‘Leslie’) |
| 分類 | チャセンシダ科アスプレニウム属(オオタニワタリの仲間) |
| 原産(属) | 世界の熱帯〜寒帯 |
| 形態 | 常緑性の多年草(シダ植物) |
| 耐寒性/耐暑性 | 弱い(冬は5℃以上)/強い |
| 耐陰性 | 強い |
| 増やし方 | 株分け、胞子 |
アスプレニウム レズリーの年間管理
| 時期 | 置き場所 | 水やり | 作業 |
|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 明るい日陰 | 土が乾いてきたら与える。葉水 | 施肥開始。5月中旬から植え替え・株分け |
| 夏(6〜8月) | 明るい日陰。直射日光は避ける | 土が乾いてきたら与える。葉水 | 植え替え・株分け(〜8月) |
| 秋(9〜11月) | 明るい日陰 | 土が乾いてきたら与える。葉水 | 施肥(〜秋) |
| 冬(12〜2月) | 室内の明るい場所。5℃以上 | 乾かしぎみ。葉水は続ける | 寒さ・乾燥に注意 |
アスプレニウム レズリーの育て方
置き場所・日当たり

年間を通して明るい日陰に置き、直射日光は避けます。耐陰性は強いものの、弱い光が長く続くと葉が軟弱になって間のびします。室内なら、レースカーテン越しのやわらかな光が入る場所が向いています。光が足りない場所では、植物育成ライトで補う方法もあります。

水やり・葉水
| 時期 | 水やり |
|---|---|
| 春〜秋 | 土が乾いてきたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり |
| 冬 | 乾かしぎみに管理する |
| 葉水 | 一年を通してこまめに。乾燥を防ぎ、ハダニの予防にもなる |
エアコンの風が直接当たる場所は乾燥しやすいので避けましょう。
冬越し
寒さに弱いので、冬は室内の明るい場所で5℃以上を保ちます。冷え込む窓際は夜だけ部屋の内側に移すと安心です。
肥料・用土
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 肥料 | 春〜秋に、2〜3か月に1回、緩効性化成肥料を置き肥する |
| 用土 | 腐植質で水はけのよい用土。例:赤玉土小粒7・腐葉土3。市販の観葉植物用の土でもよい |
植え替え
2年に1回、5月中旬〜8月が適期です。鉢から抜いて古い土を1/3〜1/2ほど落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。
下葉の手入れ
下葉が枯れてきたら、早めに取り除きます。株元が蒸れにくくなり、見た目もすっきりします。
アスプレニウム レズリーの増やし方
| 方法 | 適期 | ポイント |
|---|---|---|
| 株分け | 5月中旬〜8月 | 植え替えのときに、根のついた株を分けて植える |
| 胞子 | — | 成熟した葉の裏の胞子をまく。発芽までに時間がかかる |
病害虫

| 病害虫 | 発生時期 | 対策 |
|---|---|---|
| 炭そ病・軟腐病 | 春〜秋 | 病気の部分は取り除く |
| カイガラムシ・ハダニ | 一年中 | 見つけたら早めに防除。ハダニは乾燥で増えやすいので葉水で予防 |
| ナメクジ | — | なめられると葉が変形する。見つけたら取り除く |
よくある質問(FAQ)
Q. 葉がひょろひょろと間のびしてきました。
A. 光不足が考えられます。直射日光は避けつつ、レースカーテン越しの明るい場所に移しましょう。
Q. 葉先が茶色く枯れてきます。
A. 乾燥や直射日光が原因になりやすいです。葉水をこまめに行い、エアコンの風や強い日ざしが当たらない場所に置きましょう。
Q. 冬は水やりをどうすればいい?
A. 乾かしぎみに管理します。室内は乾燥しやすいので、葉水は冬も続けましょう。
まとめ
- 葉先がフリル状に分かれる、オオタニワタリの仲間のシダ
- 一年中、直射日光を避けた明るい日陰。暗すぎると間のびする
- 春〜秋は土が乾いてきたら水やり、冬は乾かしぎみ。葉水は一年中
- 寒さに弱く、冬は室内で5℃以上
- 植え替え・株分けは2年に1回、5月中旬〜8月


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