赤紫に色づく葉の中央に、緑の模様が入るカラーリーフクローバー ティントワイン。シロツメクサの園芸品種「ティント」シリーズのひとつで、地面を這うように広がるので、グランドカバーや寄せ植えのアクセントに人気です。この記事では、実際に育てている株の写真とともに、ティントワインの特徴、置き場所と水やり、夏越しのポイント、株分けでの増やし方を表でわかりやすく解説します。
この記事の結論(3行まとめ)
① シロツメクサ(Trifolium repens)の園芸品種。赤みの濃い葉と、初夏に咲くピンクの花が特徴
② 冷涼な気候を好み、耐寒性は強いが高温多湿は苦手。夏の高温期以外はよく日に当てる
③ 庭植えは根づけば水やりも肥料もほぼ不要。増やし方は春か秋の株分け
クローバー ティントワインとは?特徴と基本データ


ティントワインは、赤みの濃い葉にピンクの花を咲かせるクローバーです。写真のように、葉は赤紫と緑のツートンで、株ごと・葉ごとに色の出方が少しずつ違います。生育が旺盛で地下茎でよく広がるため、グランドカバーやバラの下草にも向きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | クローバー ティントワイン(Trifolium repens ‘Tint Wine’) |
| 分類 | マメ科トリフォリウム属(シロツメクサの園芸品種) |
| 原産(シロツメクサ) | ヨーロッパ |
| 草丈 | 10cmほど |
| 花期・花色 | 初夏・ピンク |
| 葉 | 赤紫に緑の模様。常緑〜半常緑 |
| 耐寒性/耐暑性 | 強い/普通 |
| 増やし方 | 株分け |
ティントシリーズのほかの品種
ティントシリーズには、葉色が赤・紫・桃・黒などの品種や、覆輪・模様のはっきりした品種があり、四つ葉が出やすいものもあります。緑と白緑の葉に模様が入る品種は、クローバー ティントベールの記事で紹介しています。
クローバー ティントワインの年間管理
| 時期 | 置き場所 | 作業・ポイント |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 日当たりのよい場所 | 植えつけ・株分けの適期。初夏にピンクの花 |
| 夏(6〜8月) | 風通しのよい場所。高温期は強い日ざしを避ける | 蒸れに注意。花がらを摘み、茂りすぎた茎葉を刈り込む |
| 秋(9〜11月) | 日当たりのよい場所 | 植えつけ・株分けの適期 |
| 冬(12〜2月) | 屋外で管理できる | 耐寒性は強い |
クローバー ティントワインの育て方
置き場所・日当たり

クローバーは冷涼な気候を好み、高温多湿では株が弱って枯れることもあります。水はけと風通しのよい場所を選び、夏の高温期以外はできるだけ日によく当てましょう。極端な乾燥も避けます。室内で鉢植えを楽しむときは、植物育成ライトで光を補う方法もあります。

水やり
| 栽培方法 | 水やり |
|---|---|
| 庭植え | 根がしっかり張れば乾燥に強く、ほとんど不要。植えつけ後、根づくまでは乾かさない |
| 鉢植え | 用土が乾きはじめたらたっぷり。多湿は根腐れの原因になる |
用土・肥料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用土 | 一般的な草花用培養土でよい。山砂や鹿沼土を2〜3割混ぜると夏越ししやすい |
| 肥料(庭植え) | ほとんど不要(マメ科で、緑肥にも使われるほど) |
| 肥料(鉢植え) | 生育の様子を見て液体肥料を施す。多肥は根腐れの原因 |
夏越し
多年草のクローバーは、夏越しがいちばんの注意点です。用土に山砂や鹿沼土を混ぜて水はけをよくし、風通しのよい場所で蒸れを防ぎましょう。高温多湿が続く地域では、山野草向けの用土を使うのも便利です。
手入れ
咲き終わった花がらは摘み取り、茂りすぎた茎葉は刈り込んで形を整えます。地下茎やほふく茎で広がるので、庭植えでは広がりすぎた部分を刈り込んだり抜き取ったりして、生育域をコントロールしましょう。
クローバー ティントワインの増やし方

| 方法 | 適期 | ポイント |
|---|---|---|
| 株分け | 春・秋 | 鉢植えは毎年、春か秋に株分けして植え直す |
| 植えつけ | 春・秋 | ポット苗や株分けした苗を植え、根づくまでは乾かさない |
ティントワインは品種登録された品種として販売されていることがあります。株分けは自分で楽しむ範囲にとどめ、営利目的で増やさないようにしましょう。
病害虫
| 種類 | 対策 |
|---|---|
| 病気 | 多肥・多湿に注意すれば、ほとんど見られない |
| アブラムシ・ハダニ | 見つけしだい防除する |
グランドカバーとして使うときのポイント
- 生育が旺盛で地下茎で広がるので、広がってほしくない場所との境目を決めておく
- 水はけと風通しのよい場所を選ぶ。高温多湿の場所は夏に傷みやすい
- 根づくまでは乾かさないように水やりし、根づいたあとはほぼ雨まかせでよい
- 茂りすぎたら刈り込んで風通しをよくする
よくある質問(FAQ)
Q. 「ティントワン」と「ティントワイン」は違う品種ですか?
A. 店頭ラベルの品種名は「ティントワイン(Tint Wine)」です。赤みの濃い葉にピンクの花が咲く品種です。
Q. 夏に葉が傷んで株が弱りました。
A. 高温多湿が原因と考えられます。水はけのよい用土に植え、風通しのよい場所で蒸れを防ぎましょう。茂りすぎた部分を刈り込むのも効果的です。
Q. 肥料は必要ですか?
A. 庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えは生育の様子を見て液体肥料を与えます。
まとめ
- ティントワインは赤みの濃い葉とピンクの花のシロツメクサの園芸品種
- 草丈10cmほど。地下茎でよく広がり、グランドカバーに向く
- 冷涼な気候を好み、夏の高温多湿が苦手。水はけと風通しを確保
- 庭植えは根づけば水やり・肥料ともほぼ不要
- 増やし方は春か秋の株分け


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