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【リトルビューティー】多肉の育て方|グラプトセダムの紅葉・花・季節の管理・茎が伸びたときの仕立て直しを表で解説

リトルビューティー グラプトペタルム属
リトルビューティー

夏はさわやかなライトグリーン、冬はほんのりピンクに色づく小さなロゼットの多肉植物リトルビューティー(グラプトセダム ‘Little Beauty’)。ホームセンターなどでもよく見かける、丈夫で育てやすい品種です。この記事では、リトルビューティーの特徴と分類、季節ごとの色の変化と紅葉させるコツ、置き場所と水やり、茎が伸びたときの仕立て直し、葉ざし・さし芽での増やし方、寄せ植えの楽しみ方を、実際に育てている株の写真と表で解説します。

この記事の結論(3行まとめ)
① リトルビューティーはグラプトペタルム属とセダム属の属間交配種(グラプトセダム)とされる。ロゼットは径2〜3cm
② 夏はライトグリーン、11月ごろから色づき始め、冬はほんのりピンクに。日によく当てるほど色が出る
③ 春秋に乾いたらたっぷり、夏冬は控えめ。耐寒温度の目安は0℃。葉ざし・さし芽でかんたんに増やせる

リトルビューティーとは?特徴と基本データ

リトルビューティーは、ベンケイソウ科の多肉植物です。セダムとして売られていることも多いですが、グラプトペタルム属とセダム属をかけ合わせた属間交配種「グラプトセダム(×Graptosedum)」に分類されています。交配親ははっきりしておらず、片親はグラプトペタルム・パキフィルムではないかともいわれます。

ロゼットは径2〜3cmほどと小さく、先のとがった肉厚の葉が重なって、少しトゲトゲした印象に見えます。茎が立ち上がりながら枝分かれして、こんもりと群生します。

項目内容
名前×Graptosedum ‘Little Beauty’(リトルビューティ)
分類ベンケイソウ科。グラプトペタルム属×セダム属の属間交配種とされる
ロゼット径2〜3cm。先のとがった肉厚の葉
葉色夏はライトグリーン、冬はほんのりピンク
草姿茎が立ち上がって枝分かれし、群生する
花白〜クリーム色の星形の小花
耐寒温度の目安0℃
増やし方葉ざし、さし芽、株分け

季節で変わる葉の色と紅葉させるコツ

リトルビューティーの葉は、夏はさわやかなライトグリーンです。10月上旬はまだ夏の色のままで、11月ごろから色づき始め、冬はほんのりピンクに染まります。

ポイント色づかせる管理
日当たり秋から戸外の日なたでしっかり日に当てる。日照不足では緑のまま間のびする
水やり秋は少しずつ控えめにして、葉を締める
肥料秋の後半は与えない。肥料が残ると色づきにくい
気温冷え込みで色が増す。ただし葉が凍るほどの寒さには当てない

リトルビューティーの花

リトルビューティーは、伸ばした花茎の先に小さなつぼみをいくつもつけ、白〜クリーム色の星形の花を咲かせます。グラプトペタルムとセダムの交配種らしい、星のような花の形です。

花が終わったら、花茎を株元から切り取ると株の消耗を防げます。

リトルビューティーの年間管理カレンダー

時期状態置き場所水やり作業
春(3〜5月)🌱生育期日当たりと風通しのよい戸外用土が乾いたらたっぷり植え替え・葉ざし・さし芽。少量の施肥
梅雨〜夏(6〜8月)生育がにぶる雨を避けた風通しのよい場所。真夏は明るい半日陰控えめ蒸れに注意。枯れた下葉は取り除く
秋(9〜11月)🌱生育期日当たりのよい戸外用土が乾いたらたっぷり→しだいに控える植え替え・さし芽。11月ごろから色づく
冬(12〜2月)休眠ぎみ霜と寒風の当たらない日なた。寒冷地は室内の明るい窓辺控えめ葉が凍らないように注意

リトルビューティーの育て方

置き場所・日当たり

一年を通して、日当たりと風通しのよい場所で育てます。梅雨の長雨には当てないようにしましょう。日照が足りないと、茎がひょろひょろと伸びて葉の間があき、色づきも悪くなります。

水やり

時期水やり
春・秋用土が乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷり
夏控えめ。涼しい夕方に与え、蒸れを防ぐ
冬控えめ。葉にしわが寄ってきたら軽く与える

用土・肥料・植え替え

項目内容
用土水はけのよい用土。例:赤玉土・鹿沼土・軽石(いずれも中粒)・腐葉土を3:3:1:3
肥料春と秋に、緩効性の粒状肥料を2か月に1回、または液体肥料を月1回
植え替え3〜5月。枯れた葉や茎、根を整理し、古い土を半分ほど落として新しい用土に植える
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植え替えのときに元肥を混ぜておくと手軽です。
・マグァンプK 中粒(Amazon)

冬越し

リトルビューティーの耐寒温度の目安は0℃です。グラプトペタルムの仲間は、葉が凍らなければ寒風と霜を避けて戸外で冬越しできますが、寒さにはやや弱い性質です。最低気温が0℃を下回る地域では、室内の明るい窓辺に取り込みましょう。

茎が伸びたときの仕立て直し

リトルビューティーは茎が立ち上がって伸びる性質があり、年数がたつと、写真のように茎の先にだけロゼットがついた姿になります。日照不足で間のびした場合も同じです。

仕立て直しの手順
  • STEP1
    茎を切る

    春か秋に、伸びた茎をロゼットの下3〜5cmほどで切ります。

  • STEP2
    切り口を乾かす

    明るい日陰で2日ほど置き、切り口を乾かします。

  • STEP3
    用土にさす

    乾いた用土にさし、根が出るまでは水やりを控えます。

  • STEP4
    親株も育てる

    切ったあとの親株の茎からも、わき芽が出てきます。

リトルビューティーの増やし方

方法難易度ポイント
さし芽★☆☆ かんたん茎を切り、切り口を2日ほど乾かしてから用土にさす
葉ざし★☆☆ かんたん自然に落ちた葉や、つけ根から外した葉を用土の上に置く
株分け★☆☆ かんたん植え替えのときに、群生した株を分けて植える

適期は植え替えと同じ3〜5月と、秋の生育期です。

よくあるトラブルと対策

症状主な原因対策
茎がひょろひょろ伸びる日照不足、年数がたった日なたへ移す。伸びた茎は切ってさし芽で仕立て直す
冬になっても色づかない日照不足、秋の肥料・水の与えすぎ秋から日なたに置き、水と肥料を控える
下葉が黒く溶ける過湿・高温多湿による軟腐病枯れた下葉は早めに取り除く。梅雨〜夏は水を控え、雨を避ける
葉や茎に白い綿のような虫カイガラムシ(高温乾燥期に多い)見つけしだい取り除く

カイガラムシの予防には、株元にまく浸透移行性の粒剤が便利です。使用量と対象の植物は、ラベルの表示を確認しましょう。
・オルトランDX粒剤(Amazon)

寄せ植えの楽しみ方

リトルビューティーは小さなロゼットが群生するので、寄せ植えのすき間を埋める名脇役になります。冬はピンクに色づくので、ほかの品種と色の違いを楽しめます。

壁掛けやハンギングにすると、立ち上がって伸びる茎が動きを出してくれます。

寄せ植えも、日当たりと風通しのよい場所に置くのが基本です。室内に飾るのは数日にとどめ、ふだんは戸外の日なたで管理しましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q. リトルビューティーはセダム?

A. セダムとして売られることもありますが、グラプトペタルム属とセダム属の交配種(グラプトセダム)に分類されています。育て方はグラプトペタルムやセダムとほぼ同じです。

Q. リトルビューティーがピンクになりません。

A. 色づき始めるのは11月ごろからです。秋から戸外の日なたでよく日に当て、水と肥料を控えめにすると、冬にほんのりピンクに色づきます。

Q. リトルビューティーの茎が伸びて形がくずれました。

A. 茎が伸びるのはこの品種の性質で、日照不足でも起こります。春か秋に茎を切ってさし芽にすると、低くまとまった姿に仕立て直せます。

まとめ

  • リトルビューティーはグラプトペタルム属×セダム属の交配種(グラプトセダム)とされる小型の多肉植物
  • 夏はライトグリーン、11月ごろから色づき、冬はほんのりピンクに
  • 日当たりと風通しのよい場所で、春秋は乾いたらたっぷり、夏冬は控えめに水やり
  • 耐寒温度の目安は0℃。葉が凍らないように冬越しする
  • 茎が伸びたらさし芽で仕立て直し。葉ざし・さし芽・株分けでかんたんに増やせる

同じグラプトペタルムの仲間では、朧月の育て方もあわせてご覧ください。

参考文献

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