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【薄氷(姫朧月)】の育て方|季節別の水やり・冬越し・葉ざしを表で解説

薄氷 グラプトペタルム属
薄氷

白い粉をまとった淡いピンク〜銀灰色の葉が、小さなロゼットになって群生する薄氷(はくひょう)。「姫朧月」「銀紅蓮」とも呼ばれ、暑さ寒さに強く、葉ざしも簡単なので初心者にぴったりの多肉植物です。この記事では、薄氷の特徴・季節ごとの置き場所と水やり・植え替えのコツ・増やし方を表でわかりやすく解説します。

この記事の結論(3行まとめ)
① 薄氷はグラプトベリア属の交配種。別名は姫朧月・銀紅蓮。栽培難易度★1で初心者向け
② 霜に当ててもOKで、−1〜−2℃まで耐える。夏は半日陰で断水気味に
③ 葉ざしが簡単で「夏以外いつでもOK」。植え替えは春と秋

薄氷とは?

薄氷はベンケイソウ科グラプトベリア属(グラプトペタルム属×エケベリア属の交配属)の交配種です。「薄氷(はくひょう)、姫朧月、銀紅蓮」という流通名で紹介されており、2017年にエケベリア属からグラプトベリア属に分類が変更されています。交配親ははっきりしていません。

科・属ベンケイソウ科・グラプトベリア属(交配種)
別名姫朧月、銀紅蓮
栽培難易度★☆☆☆☆(初心者向け)
耐寒性霜に当ててもOK。−1〜−2℃まで耐える
葉ざし簡単(夏以外いつでもOK)
花春、株の脇から花茎を伸ばして咲く

📌 白牡丹との違い
よく似た白牡丹との見分け方や夏の強さの違いは白牡丹と薄氷の違いで比較しています。白牡丹の育て方は白牡丹の記事へ。

薄氷の季節別の育て方

季節置き場所水やりポイント
春直射日光が当たり、風通しのよい場所土が乾いたら、底穴から流れ出るまでたっぷり成長期。水を与えた分だけ成長する
初夏・梅雨直射日光が当たり、風通しのよい場所半月に1回程度たっぷり黒斑病が出たら水を控え、風通しのよい場所へ
夏半日陰で風通しのよい場所。雨に当てない断水が基本。葉がしおれたら夕方に軽く手をかけすぎない
秋9月のお彼岸ごろから直射日光の当たる場所へ土が乾いたら、底穴から流れ出るまでたっぷり夏の状態が改善しなければ日光不足の可能性
冬直射日光が当たり、風通しのよい場所半月〜1か月に1回1週間以上湿らせない(根腐れ防止)

置き場所

夏以外は直射日光が当たり、風通しのよい場所で育てます。夏は雨を避けた半日陰の風通しのよい場所に移し、9月のお彼岸ごろから再び日当たりに戻しましょう。

水やり

春と秋は土が乾いたら底穴から流れ出るまでたっぷり。夏は断水が基本で、葉がしおれたら夕方に軽く与えます。冬は半月〜1か月に1回にとどめ、1週間以上湿った状態にしないようにします。

冬越し

薄氷は霜に当ててもOKで、−1〜−2℃まで耐えます。それ以上冷え込む地域では、軒下や室内の明るい場所に移しましょう。

用土・肥料

項目内容
用土水はけのよい用土。例:赤玉土中粒3・鹿沼土中粒3・軽石中粒1・腐葉土3
肥料春と秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1回、または液体肥料を月1回程度

用土を自分で配合する手間を省くなら、市販の多肉植物用の土を使うと手軽です。肥料は、植えつけのときに元肥として混ぜる緩効性化成肥料が使いやすいでしょう。
・さぼてん多肉植物の土(Amazon)
・マグァンプK 中粒(Amazon)

植え替えと増やし方

作業ポイント
植え替え(春)根を1cm以下に切りそろえ、1〜2日切り口を乾かしてから植える
植え替え(秋)寒冷地を除き10月中旬ごろまでに済ませる
植え替えを避ける時期夏。梅雨明けの1か月前から控える
葉ざし簡単。夏以外いつでもOK
カット芽挿し春と秋が適期。冬と夏は避ける

葉ざし

カット芽挿し

トラブルと対策

症状主な原因対策
葉に黒い斑点黒斑病(初夏・夏)水やりを控え、風通しのよい場所へ。黒斑部分は治らない
株元が腐るカビ類による根腐れ(風通しの悪さ・過湿)水の与えすぎに注意し、風通しを確保
茎が伸びて形が崩れる日照不足日当たりに出す。伸びた部分はカット芽挿しで仕立て直す
白い綿状の虫・小さな虫ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシ浸透移行性の殺虫剤を季節の変わり目に

カイガラムシやアブラムシの予防には、株元にまく浸透移行性の粒剤が便利です。使用量や対象の植物は、ラベルの表示を確認してから使いましょう。
・オルトランDX粒剤(Amazon)

よくある質問(FAQ)

Q. 薄氷と姫朧月は同じ植物?

A. 薄氷・姫朧月・銀紅蓮が同じ植物の流通名として並べられています。ただし流通名は販売店によって異なることがあります。

Q. 夏に水やりしてもいい?

A. 夏は断水が基本です。葉がしおれたら夕方に軽く与えましょう。

Q. 初心者でも育てられる?

A. 栽培難易度は★1で、暑さ寒さに比較的強く、葉ざしも簡単なので初心者におすすめです。

まとめ

  • 薄氷はグラプトベリア属の交配種。別名姫朧月・銀紅蓮
  • 栽培難易度★1。霜に当ててもOKで−1〜−2℃まで耐える
  • 夏は半日陰で断水が基本、冬は半月〜1か月に1回の水やり
  • 植え替えは春と秋。根を1cm以下に切りそろえて乾かしてから
  • 葉ざしは夏以外いつでもOK、カット芽挿しは春と秋

寄せ植えに使ったピーチプリティ(ピーチプリデ)はピーチプリデの記事もあわせてご覧ください。

参考文献

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